愛媛県母子寡婦福祉大会が10日、松山市であった。会員約340人が、ひとり親家庭や寡婦が安心して過ごせる社会を目指し、共感の輪を広げて交流した。
 県母子寡婦福祉連合会が主催。善家千鶴会長は「母子家庭は平均年齢が低くなってきている。子どもの世話のため時間的な制約を受けるほか、一度離職したため技能が十分ではなく、正規雇用へのハードルは格段に高い」と訴えた。